México en mi Corazón / メキシコうんちく帳

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映画:フリーダ / Frida

今日はメキシコでも有名な画家「フリーダ・カーロ」の伝記映画をご紹介したいと思います。

フリーダ・カーロは、夫であり、同じく画家のディエゴ・リベラと一緒に500ペソに印刷されているので、メキシコ在住の方だとメキシコの歴史や絵画に興味がなくても、「500ペソに印刷されている眉毛がつながった女性」としてご存知の方もいるかもしれませんね。

 

フリーダ(原題:Frida)(アメリカ/2002年)

学生の頃に起きたバス事故により大怪我を負ってしまったフリーダ。一命は取り留めたものの、後遺症や障害に苦しめられる人生が始まります。病院で退屈な生活を送る中、フリーダは絵を描き始めます。そんな中、画家ディエゴ・リベラに自分の作品を見せ、意見を求めたことから、二人は急接近し結婚。その後の画家人生や夫婦生活でも波乱万丈が続くフリーダの人生を描いた映画です。

 

フリーダは生涯に二度事故に遭ったと言っていたようです。ひとつはバス事故で、もうひとつはリベラと結婚したこと。

 

夫のディエゴ・リベラは、メキシコ壁画運動の中心人物としてとても有名な画家なのですが、実はかなりの女好きなんです。

フリーダも負けじと奔放な恋愛を繰り返すのですが(当時の愛人のうちの一人がロシアの革命家トロツキーです)、複雑な関係を続けていく夫婦関係も描かれています。

 

伝記映画なのであまりストーリーはありませんが、テンポの良さとメキシコらしい綺麗な色使いが素敵で、飽きずにさくっと見ることができます。

アメリカ映画なので、基本的に英語が使われていますが、主役フリーダはハリウッドでも活躍するメキシコ人のサルマ・ハエックが演じています。

 

Netflixにも入っているので、まだ見られていない方は是非見てみてください。

 

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