メキシコの鯛って臭くない？ / Huachinango no huele feo?

鯛をスペイン語で調べると「Huachinango（ウァチナンゴ）」という単語が見つかると思います。

少し前、魚市場でHuachinangoを買って煮付けにしたのですが、、、何とも言えない、鯛ではないような、、臭いが、、、どうしても口にできませんでした。悔しくなり、結局、身をほぐして生姜や醤油を足して味をごまかして何時間も煮込んだ挙句、鯛フレークにしたことがあります。

魚選びが悪かったのか、下処理が甘かったのか、と反省しながら後日調べていると、どうも日本で見る鯛とHuachinangoは顔が違うのです。明らかにHuachinangoの方がピンク色が濃く、そして口が尖っているのです。なんとなく、日本の鯛の方が真面目そうな顔をしてます。

どうやら、こちらのHuachinangoは、体色が鯛のように赤く白身の魚なのでそう呼ばれているだけで、日本の鯛とは全く違う種の魚だそうです。アメリカやカナダではレッドスナッパーと呼ばれているフエダイ科の魚（これまた日本で食べられるフエダイとは違う種類だそう）ということが分かりました。他にも、ベラの仲間ではという話も聞いたことがあります。

とはいえ、私の場合はやはり、下処理が甘かったのではと反省しているので、また再挑戦したいと思います。おいしい鯛の見分け方、ご存じの方がいらっしゃれば、是非ご教授ください！