México en mi Corazón / メキシコうんちく帳

メキシコ便利情報をブログに残しています。

イタリアの「春眠暁を覚えず」 / Aprile, dolce dormire

4月に入ってから、在宅勤務やランニング歴が一年を超えたと同時に、なんとも表現しづらい「怠惰な気持ち」に襲われています。

ランニングにも力が入らず、とりあえず目標距離だけを義務付けられたように走る日々。勉強すべきことやタスクも沢山あるはずなのに、何だか身が入らない。そんな時ありますよね。

 

あまりにもボケっとしすぎて怖くなったので、これを知り合い何人かに相談したところ、イタリア人の友人が二つのことを教えてくれました。

 

一つは、「Aprile, dolce dormire (甘い眠りの春)」という考え方。日本の「春眠暁を覚えず」という同じ考えがイタリアにも存在するみたいです。

「春の夜は心地よいため朝になったことに気づかず、思わず眠り込んでしまう」という意味を持ちます。寒く暗い冬を超え、暖かい季節が眠りを誘うのは仕方ないことなんでしょうね(メキシコシティの春に当てはまるか分かりませんが、、、)。

 

もう一つは、「やる気があるから行動するのではなく、行動をするから、やる気が起きる」という考えを教えてくれました。

人間の脳は、神経伝達物質のひとつである「ドーパミン」が、やる気に大きな影響を与えるそうですが、そんなドーパミンは何か小さいことでも目標を達成する楽しみを感じた時に発生するのだそうです。

つまり、「モチベーションが上がらないから何もできない」ではなく、「小さいことさえ何もしていないからモチベーションさえ生まれてこない」ということなんですね。

 

という話を聞いたので、心地よい春を感じながらも、小さなことでも新しいことに少しずつ挑戦してみようと思いました!

 

f:id:Chizu333:20210610074131p:plain