メキシコ産コカ・コーラの魅力
最近、日本の友人から「メキシコのコーラが美味しいと聞いたから今度買ってきてほしい」と頼まれました。
アルコールでもない液体をわざわざ持って帰ることを「スーツケース重量の無駄」だと思ってしまう私なのですが、日本のアマゾン買おうとすると1000円もするんだ、と説得されています。
メキシコのコカ・コーラは美味しい、という話は有名なのですが、まさか日本にまで話が入ってるとは知りませんでした。
美味しさの理由は、メキシコ産コーラにはサトウキビ(砂糖)が使われているから、というのは有名な話ですよね。コーラの生産にはコーンシロップ(人口甘味料)が広く使われているのですが、アメリカがコーラ生産にコーンシロップを使い始めた1980年代以降も、メキシコは国内のサトウキビ農家を支える為に人口甘味料に頼らずにサトウキビでコーラ生産を続けた、と言われています。
一方で、メキシコで売られているコーラ=メキシコ・コーラ、というわけではなく、このサトウキビで作られたメキシコ・コーラの多くはアメリカ(主にNYやLA)に輸出されていて、実際にメキシコ国内で消費されているコーラは人工甘味料で作られたものがほとんどだそうです。メキシコにもアメリカからの輸入品が混ざっているので、きちんと原材料を確認する必要があるそうですね。