【メキシコ】水木しげるとメキシコ
メキシコといえば、民芸品がとってもかわいくて、日本にも沢山ファンがいるようです。普段は置き物なんて邪魔なゴミだと思う私でも、何年かに一度はメキシコの民芸品を買ってしまいます。
そんな日本人にも人気のあるメキシコ民芸品。あの「げげげの鬼太郎」で有名な水木しげる氏も、メキシコの民芸品である「お面(仮面)」に魅了されたという話はご存知でしょうか。
水木しげる氏は75歳の時に、メキシコを旅しました。彼が旅行中に買い込んだのが、メキシコの仮面。メキシコシティ、オアハカ、タスコなどメキシコ中を回って旅をし、なんと70個以上もの仮面を買い集めたそうです。1997年に出版された「水木しげるの大冒険 幸福になるメキシコー妖怪楽園案内」という本には、彼の仮面コレクションだけでなく、メキシコに学んだ幸福になるための生き方も紹介されているそうです。
メキシコのお面に限らず、民芸品はとっても彩色豊かで、感心するほどクリエイティブ。水木しげる氏も、こういったメキシコならではの美術センスに感銘を受けたのでしょうね。