メキシコ人は漬物のにおいが嫌い?
先週、韓国食材店で買える商品を紹介させて頂いたのですが、前回もお伝えした通り、韓国でも使われる野菜(白菜、大根、ニラ、ゴボウ)なんかも安く手に入ります。ただ、メキシコ人には馴染みのない野菜や食べ物を会社に持って行ったりすると、「それ何!?」とオフィスで聞かれることも。
一度、大根のポン酢漬け(大根をスライスしてポン酢に軽く漬けただけのもの)を会社で食べたことがあります。
すると、メキシコ人の同僚が「すごい臭いがする…これはネズミか何かが空調機に詰まってそのまま腐ってしまったんじゃないか…!」と言い出したのです。
私は「このNabo(スペイン語で「大根」)じゃない?」と伝えたのですが、「いや、これは絶対に食べ物の臭いではない!」と断言して、聞いてもらえませんでした。しまいには総務部を呼んで空調を調べ始めたので、もう一度、「いやあ、絶対このNaboだよ。ほら、漬けたのよ。」と集まってきた人達に漬物を匂わせたところで、事件は解決。
その後、「こんな臭いものを食べるなんて信じられない」「人間の食べ物じゃない」と散々言われ、それから半年間程は、私のあだ名は「Nabo」。
カレーやニンニクの臭いは気を使っていたはずなのですが、まさか漬物にここまで反応されるとは思ってもいませんでした。