メキシコで本気のチャーシューを作るなら / Como hacer Chashu muy autentico
日本でしたことがなかったのに、メキシコで初めてみたことってありますよね。私も色々とありますが、その一つに「チャーシュー作り」があります。
メキシコ人の友達が大のチャーシュー好きだったことをきっかけに、メキシコでのチャーシュー作りの道が始まったのですが、豚バラ肉の塊を探しにメキシコシティ中のスーパーを巡ったり、貴重な醤油の消費量を抑えるレシピ探しなど、少しだけ苦戦したのを覚えています。
そして数年経った今、メキシコシティでめちゃくちゃ美味しいチャーシューを作る方法を皆さんにご共有させて頂きます。
用意するもの
★豚バラ肉の塊 お好きな量(私は一人暮らしですがいつも2kgは買ってしまいます)
※豚バラ肉は英語でPork Bellyと呼ばれる部位なのですが、Superama等普通のスーパーで売っていればこの英語名で売られている可能性が高いですが、どこを探しても売っていません。一方で、是非探して頂きたいのが韓国焼肉屋さん。お肉も売っている韓国焼肉屋さんで、Tocino(ベーコン)を作る部位のかたまり(Tocino Entero / トシノ エンテロ)をくださいと言えば伝わります。ちなみに、韓国語での名前は皆さんお馴染みの「サムギョプサル(三枚肉)」ですので、この言葉でも伝わりますよ。塊(Entero/エンテロ)と言わないと、焼肉用のスライス肉が出てくるので気を付けてくださいね。
※豚バラ肉以外の部位を使うと、パサパサになるので、お肉選びはこだわってくださいね。
★CebollitaもしくはPoroの緑の部分 適量(鍋の中になんとなく緑を感じられる程度)
※こちらは普通のスーパーで売られています。Cebollitaが売られていない時は、Poro(リーキネギ)を使っても大丈夫です。
★にんにく 適量(鍋ひとつに、ニンニクまるごと一つくらい)
※私は皮ごと半分に切って、そのまま鍋に入れてます。
★しょうが 適量(鍋ひとつに、しょうが5スライスくらい)
→これらの材料をお湯で煮ていきます。お好みの肉の柔らかさになるまで、2〜4時間煮込みましょう。これは、お肉を柔らかくしながら香味野菜で風味付けする過程なので、分量はあまり気にしなくて大丈夫です。
※煮る前にお肉の表面を鍋で焼き付けるのも良いですが、コトコト煮るので大して味は変わりません。
☆醤油 & 上の煮汁 を5:5の比率で混ぜ合わせたものを用意します。この時点で唐辛子や、少しだけ砂糖やみりんを入れても美味しいです。
☆のたれにお肉を1日以上漬け込めば完成!!ジップロックで漬けると、醤油の消費量を抑えることができます。
時間はかかりますが放ったらかしの時間が多いので、とっても簡単ですよ!
いつも2kgは買ってしまいます(一人暮らしなのに…)。
くるくる巻いて先に焦げ目をつけるのも良いですよ。ニンニクはめんどくさいので皮ごと入れてます。
本格チャーシューの出来上がり。ジップロックで漬ける時間が我慢できなかったので、少量のタレで少し煮詰めました。