【メキシコ】ピクトグラムとオリンピック

世間はオリンピックムード！なのかも分からない毎日が続いていますが、スポーツファンの友人のおかげで、なんとなくオオリンピックを感じています。開会式は少し寂しい感じだったようですが、「ピクトグラム50個の連続パフォーマンス」だけは楽しかったと、友人が言っていました。

私も後から知ったのですが、スポーツ競技を表す為に初めてピクトグラムが使われたのは、1964年の東京オリンピックのことなんですね！まだ、英語が話せる人が少ない日本で、世界各国から来日する日アスリートや観客に、一目で競技が分かるように、と開発されました。

そして、その4年後にオリンピック開催を引き継いだメキシコシティでも、スポーツピクトグラムが利用されます。古代メキシコの象形文字や、先住民族であるウイチョル族の明元品で使われるデザインを基に作られたもので、今のメトロやメトロバスの駅のピクトグラムと似ています。

その後も、各国のデザインでピクトグラムがデザインされていき、オリンピックの歴史と共に進化しているそうです。

上が1964年の東京オリンピック、下が1968年メキシコシティオリンピックで利用されたピクトグラムです。