冬だけじゃないメキシコ原産のポインセチア / Nochebuena en verano
12月になると町中でポインセチアの花を見ることがあるかと思います(12月がもう半年近くも前のことだなんて信じられません)。
アメリカの初代メキシコ公使であったポインセットさんという人によって、アメリカに広められたことから「ポインセチア」という名前を付けられましたが、ポインセチアの原産国はメキシコ。メキシコでは、「クリスマス・イブ」を意味する「Nochebuena(ノチェブエナ)」という名前が付けられています。日本でも12月の誕生月の花なので、私も12月生まれの友人によく送っていました。
12月には至る所にポインセチアが並べられていましたが、夏の間はどうなってるでしょうか?
実はポインセチアは年中楽しめる観葉植物なんです。
どうしても12月の赤い葉っぱのイメージが強いですが、赤い葉っぱが落ちたあとでも、水をやり続けていると夏には緑の葉っぱをつけます。
11月以降は水やりの回数を少なくして休眠させると良いようです。この後、また赤い葉っぱをつけるには、意図的に日光を遮ることで、冬が訪れたと錯覚させると葉っぱを赤くするみたいです。冬の楽しみが増えました。
一年中楽しめるポインセチア。お花屋さんで見かけるのは半年後になると思いますが、もし機会があれば気長に育ててあげてみてください。
ポインセチアだけでできたクリスマスツリー in メキシコシティです。