【メキシコ】テキーラの兄弟 プルケ
リュウゼツランの一種であるマゲイという植物から、テキーラやメスカルという蒸留酒が作られるのですが、今日は少しマイナーなメキシコの地酒「プルケ(Pulque)」を少しだけ紹介したいと思います。
プルケも、マゲイという植物からできるお酒ですが、テキーラやメスカルとは全く違うタイプのお酒です。
マゲイの茎の根元を蒸して煮て、発酵、蒸留させるテキーラやメスカルとは異なり、プルケは中心部に溜まった樹液を発酵して作られます。
樹液を使うからなのか、発酵させるからなのか分かりませんが、乳白色で、どろどろっとした飲み物です。日本のどぶろくや、韓国のまっこりに少し近いかもしれません。
味はプレーンのものから、イチゴ味、パイナップル味など色んな味で作られています。
テキーラよりも歴史があるお酒だそうですが、メキシコ国内でも小規模でしか生産されていないことから、メキシコでこそ味わえる地酒でもあります。
ただ、どうしても、どろっとした口触りが苦手で、あまり好きになれないプルケ。
一度だけ、これなら飲める!と思ったのが、メキシコ人の友達の真似をして唐辛子パウダーをかけて飲む方法。やはり郷に入っては郷に従え、ということなんでしょうね。
プルケを試してみたい、という方は是非メキシコ人の知り合いにどこで売っているか聞いてみてください。
メキシコシティでは、有名なプルケ屋さんもあるので、そこで試されるのも良いかもしれません。
Pulqueria Los Insurgentes
https://goo.gl/maps/agET4aBdnyg9hEwe7
(注)プルケを飲み過ぎるとお腹が緩くなりますので、飲み過ぎにはご注意ください。